FPなみきのミニコラム 年金編 (2)
国民年金の給付内容について
国民年金から支払われる給付の種類について確認したいと思います。
「国民年金は払っているけど、それって将来年金をもらうためだよね」という声をよく耳にします。皆様も″年金″と聞くと老後の″年金″というイメージが強いと思います。しかし、支払われる年金は老後の年金だけではないようです。
では、どんな種類があるのでしょうか。
国民年金には以下の3種類の給付内容があります。
1.老齢基礎年金
いわゆる老後に支払われる年金です。65歳から亡くなるまで支払われます。
平成24年度は満額で年786,500円です。
2.障害基礎年金
これは万が一、重度の障害になった場合に支払われる年金です。
平成24年度現在、障害等級1級の給付額は年983,100円で、障害等級2級だと786,500円となっています。
3.遺族基礎年金
遺族基礎年金は、子供のいる父親が万が一亡くなった場合に遺族に支払われる年金です。
子供が1人の場合の平成24年度給付額は1,012,800円です。
この様に国民年金から支払われるものには、老後にもらえる年金の他に、万が一障害状態になってしまったり、亡くなった場合の年金給付があるのですね。そして保障内容も実はかなり手厚い。
やはり納めているだけの価値はありますね。
ではまた\(^o^)/